腹筋運動で便意が来る?腹筋の便秘への効果、快便への期待


腹筋運動で便意が来るのかどうか。
腹筋すると快便になるか知りたい。

腹筋と便意の関係


腹筋とは腹直筋と言い、便を排出する大腸を支えているため、
腹筋と便は密接な関係があります。

便意は、大腸の腸が拡張と収縮を繰り返す動きである蠕動運動から起こります。
蠕動運動によって、大腸の一部分で肛門前にある直腸に便がたまると、
直腸の壁が刺激されて便意が脳へ伝達されます。
便意を受け排出する意思によって、下腹部に腹圧がかかり肛門付近の筋肉が
ゆるめられて便を出すことができるのです。

蠕動運動は、食べ物が胃に入った時や、大腸の一部分で水分を吸収して
固形便を作る結腸に便が送られた時にも起こります。
食後に便意を感じるのは、この仕組みによるものです。

腹筋が弱いと蠕動運動が不足し、便の出が悪くなり便秘となります。

日本人に多い便秘

便秘は、腸の腫瘍や閉塞など病気によるもの、薬の副作用によるものと、
様々な種類があります。

日常的に起こる大腸の機能低下が原因の便秘は、蠕動運動が原因の弛緩性便秘、
ストレスで神経が乱れて起こる痙攣性便秘、便意が弱かったり肛門の問題で起こる
直腸性便秘に分類されます。
日本人に最も多いとされる弛緩性便秘は、運動不足や加齢で腹筋が低下している人、
内臓筋が弱く胃腸が下垂している人、出産で腹筋が緩んだ女性、
病気で体力が落ちた人がなりやすいのです。

弛緩性便秘の解決方法は、大腸を刺激し蠕動運動を促すことです。
食物繊維が多い食事で便の量を増やして大腸を刺激したり、
腹筋を鍛えたりすることで改善に繋がります。

腹筋を鍛える

腹筋が低下しているかの判断は、仰向けに寝た状態から手を使わずに
ゆっくり上半身を起こせるかで判断できるといいます。
手を頭の後ろで組んだり、膝を軽く曲げて手を膝に添えたりして、
何とか起こせる状態では、腹筋を鍛える必要があります。

腹筋運動は、仰向けで両膝を軽く曲げた状態から、
深く呼吸し長く息を吐き出しながら、数秒かけて、
上半身を起こしたり寝かしたりする方法が効果的です。

これはスロートレーニングとも言われ、実際は軽い運動でも
ゆっくり行うことで、脳が負荷の多い運動をしたと感じ成長ホルモンが
多く分泌され筋肉が強化されていくのです。
回数は10回程度で良く、鍛えたい腹筋部分に意識を集中させることがポイントです。

腹筋の便秘への効果

腹筋で便秘になる人や便が細いと感じる人もいるようですが、
やはり腹筋で便秘が治ったという人のほうが圧倒的に多い。

なぜなら上記の通り、腹筋が腸を動かし、腹筋運動自体が
下半身を動かし力を入れる運動であるがゆえ、
腸の辺りを直接的に刺激し、便意を催し、便通につながるからです。

腹筋は便秘に効果がある、腹筋すると快便が期待できると言えるでしょう。