残便感の原因になる便秘や下痢

残便感の症状とは?

残尿感という言葉は耳にしたことがあるという方も、残便感というフレーズには
聞き慣れない印象を持たれることが多いのではないでしょうか。
残便感の症状とは、残尿感と同じような意味合いと捉えて構いません。

下腹部が重い、不快感が残っている、張っている感じがする、
排泄後にすっきりしない状態が続くことや、肛門の付近に違和感を
おぼえる状態を指す表現です。

便意を催したのにトイレにいっても排泄がない状態や、
排泄そのものはあるのに便が残っている感じがする、
そのような状態を残便感と呼んでいます。

残便感はなぜ起こる?

不快な感覚をもたらす残便感が起こる原因は、正常な排泄ができていない
ことにも関わりがあるといってよいでしょう。

便秘の症状では、腸内に溜まり水分を失って硬くなった便を
なんとか出そうと腸が働き、激しい腹痛や下痢が起こることも珍しくありません。

便秘や下痢を引き起こしても、排泄によって残便感も同時に消滅する
ようであれば健康状態としてはそれほど心配する必要はないでしょう。

ただし、脳の勘違いによって起こっている残便感には注意すべきです。
これは腸内が腫れているなどの炎症を、間違って便意や残便感だと
錯覚してしまう状態ですが、自分で確認することはできません。

この異物感は腸内に残された便の塊ではなく、腫瘍のような
内臓でのできものや病気の可能性もあります。

よくあるのが肛門付近での内痔核というのはよくあるケース。

残便感を放置しても良いの?

残便感は、排泄後にお腹や肛門の付近に出し切れなかった便が
残っている状態がもたらす直接的な感覚と、
脳の錯覚が起きていることが違和感が元だと考えられます。

便秘の経験がある方にとっては、残便感が日常化していることもあるでしょう。

しかしだからといって、これは自分の体質だから仕方ないと
症状を放置することは少し危険です。

残便感がいつまでも継続し、これが常に感じられるような状態では
腸内もしくは肛門付近に異変が起こっている可能性を疑う必要があります。

残便感を解消するため

日頃、私達は自分の身体に不快な状態を感じても、
それが慢性化していると気に留めることがなくなってしまうこともあります。

しかし、残便感は本来の健全な身体には表れることのない状態だ
ということを忘れてはいけません。

腸の正常な働きには、日頃から健康的な食生活を心がけるほかにも、
ストレスをできるだけためないよう心がけることや、
休息をしっかり取ることも非常に大切です。

健康に気遣う生活をしていても残便感が続くときや、
これによって食事ができないとき、便や排泄にいつもと違う状態が
認められたときは医師の診察を受けることが第一です。